2015年8月26日水曜日

8月の定例会

8月10日の定例会は「子育て」のテーマで、若い方々をお招きしました。



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「日本語カフェ」の子育て中のお母様に、体験者のまほろば会員がアドバイス。
先ず、心配なのは、「言葉の問題」  

    *日本語とドイツ語の二ヶ国語をどの様に教えれば良いのでしょうか?*

4才で子供の言葉は出来上がります。
家庭の中で言葉が同一でない場合、どうしても、ドイツ語が主になりがちです。
二ヶ国語を聞いて育っていても、どちらかの言葉が強くなります。
ドイツの幼稚園に通い出すと、一揆にドイツ語の語彙が増えます。

4才になる前に、毎日、子供と日本語で話すように心掛けてください。
親子間のみで、日本語会話をしている場合、子供は親の言葉使いをします。
子供同士の会話も大切です。
4才から日本語補習校の幼児部に入るのも一案です。
そうすれば、同じ歳の話し相手が出来るでしょう。
乳幼児の場合、毎日、日本語の子供の本を読んであげて下さい。
日本語が話せなくても、子供は日本語の歌を直ぐに覚えます。
日本語特有の音もメロディーの様に、乳幼児は聞いているのでしょう。
言葉を覚え始めた子供、お話が出来る様になった子供に、
ドイツ語と日本語を絶対に混ぜて話さないように。etc.etc.etc.

大きく成ってからでも、本人に興味があれば、日本語がマスター出来ます。
しかし、其れは、今、皆様が心配なさっている事の答えにはなりません。
里帰りしても、お祖父さん、お祖母さん、叔母さん、叔父さん、従兄弟達とお話が出来ない。
そんな事にならないように、今から、お子さんと日本語で話すように心掛けて下さい。

    *ドイツの年金システムや法律について知りたい*

ドイツ人のご主人に全て任せていて、何かが起これば不安。
これは、国際結婚だけでなく、皆、『ドイツ語は苦手だから』と言って、ご主人任せです。
「まほろば」会では、私達が知りたい法律等、定例会に弁護士、公証人、医師の方々、
色々な分野の専門家をお招きして講演会を設けています。
「まほろば」の活動計画表を御覧になって興味があれば、是非、ご参加下さい。

* お母様とお子様を「まほろば」e.V.に、お招きしたのは今回が初めての企画でした。
  『提案をして下さった(日本語カフェ)のHさん有難う御座いました!』
  会員のHさんのお世話で、子供達も、楽しく過ごす事が出来ました。
  『Hさん、ご苦労様でした!』
  ご出席下さった皆様にお礼を申し上げます。