2019年3月11日(月曜日)
公益法人 文化を配慮した介護 DeJaK友の会 会長シュペネマン望さんにお越し頂き、冊子(改訂版)
公益法人 文化を配慮した介護 DeJaK友の会 会長シュペネマン望さんにお越し頂き、冊子(改訂版)
『ドイツで送る老後』について講演をして頂きました。
高齢期の病気、介護、伴侶との死別、独居、年金や財産に関する問題は誰にでも起こり得るものですが、母国語圏以外での生活においては言葉や文化の違いも加わり、さらに困難な問題になることが予想されます。DeJaK友の会は、ドイツに住む日本語を母語とする人達が安心して高齢期を送れるよう、情報発信(講演会、ニュースレター発行)、具体的な支援(ボランティアの育成と派遣、相談窓口)、ネットワーク構築(ドイツの関係機関、各地日本人会等との関係構築)などを行っていらっしゃいます。
今回は、DeJaK友の会が在独日本大使館の委託により2016年に発行した冊子『ドイツで送る老後』の改訂版発行にあたり、数あるトピックの中から下記の内容をお話ししていただきました。
介護保険の基礎知識
介護保険の給付などの現状
高齢時の住まい(在宅、施設など)
緊急時、終末期の準備(治療方針の判断に関する事前医療指示、任意代理委任、事前後見人指示など)
シュペネマンさんの長年の活動の中での経験談もまじえ、また出席者より色々な質問もあり、有意義な講
演会でした。
改めて、元気なうちに自身の介護や終末期に関してイメージをし、それに対して様々な準備をしていくことが重要だと感じました。
DeJaK友の会 はドイツ全土で活動されています。ご興味のある方は当会のウェブサイトを御覧ください。
↑ドイツ語版冊子はwww.bmjv.deのPublikationenからお申込みいただけます