2019年12月11日水曜日

12月例会 日独野鳥比較


 R氏による日独野鳥比較という題目で、20人ぐらいの参加者にて勉強会がおこなわれました。
 ご自身で撮った貴重なお写真を私のような全く鳥について知識のないものでも解かり易く、理解できるように整理して講演してくださいました。また世界中の珍しい鳥を求めて6年間、R氏の趣味とはいえ大変な投資と思いつつ、私たちの見たことのないようなオリジナルの鳥の貴重なビデオも見せてくださいました。本日は本当に勉強になり楽しく家路に向かいました。


 ここに感謝の意を表しまほろばより深くお礼を申し上げます。
尚、R氏よりまほろばからの講演費を寄付してくださったこと重ねて御礼申しあげます。  
 
H.H.

2019年12月4日水曜日

11月 例会「転倒防止のための筋力トレーニング」

 1111日、DeJaK友の会B.W.州代表の橋詰さんを伴って理学療法士の高橋陽平さんが当会にて「転倒防止のための筋力トレーニング」をテーマに講演、トレーニングを実施してくださいました。その他にも認知症、彼がご自分で経験した訪問リハビリテーションなどについても説明して頂き、大変参考になりました。
 特に印象に残ったのは「一度転ぶと転びやすくなる」ということ、転ぶ要所となる身体の部分、その部分を鍛えるための日常生活の中で出来るトレーニング、運動、トレーニングをする時間、その間隔などです。また、食後休憩した後での運動が効果が有るそうです。認知症の対策も実行してみたいと思いました。栄養素についても説明して頂き、有意義な定例会でした。
 講演後、近くの中華レストランで昼食を取りながら講演者や橋詰さんと談話を交わし、お開きに
なりました。
  新会員になられた K.D.さんも参加されました。      Y.S-M.
                                                                                 

2019年12月2日月曜日

11月例会 お菓子の講習 2019

1030日、お菓子作りに参加しました。
今回は Apfelstrudel とナッツのクッキー(Nussplätzchen) を作りました。

講師のN.T.さんは、ポイントを押さえながら手順良く作り方を指導してくださり、私たちは出来る作業を分担しながら賑やかに参加できました。粉の種類と水分の関係、生地を伸すときのちょっとしたコツ、あると便利な道具など、経験から裏付けされた貴重なお話を伺いながら、時間はあっという間に過ぎていきました。力を入れてこねた甲斐あって、パイとは異なる歯ごたえの、パリッとした皮に包まれて焼きあがったApfelstrudelに、カスタードソースとバニラアイスを添えて、贅沢なコーヒータイム。美味しく頂きました。焼いている間に作ったクッキーも、とても可愛く美味しく出来ました。


Apfelstrudel
ナッツのクッキー(Nussplätzchen)

     
 更に嬉しかったことは、作業の間に交わされた会話の内容です。例えば材料に使ったクルミから話が広がって、今年は実が早く落ちたことから、リスたちの食糧不足が心配されている、ということやシナモンが実は糖尿病に効果がある、という話。コレステロールが高いことを心配されている方がメンバーから勧められた亜麻仁油 (Leinöl)で効果があった!という話まで。それは、皆さんがそれぞれに経験豊富で、そういう情報を繋げる場にいるからこそ得られる情報で、今どきのYOUTUBEでは得られない、とても貴重なお話です。最後に、小さなクッキーの山をどうやって人数分に分けるか?という場面で素早く目計りで分けたY.M.さんに一同唖然(騒然?)する場面が。血液型で話が盛り上がったあと、クッキーの数がほぼ均等に分けられていたこと(数えてみた)に更に驚き、笑いに包まれました。

 
Apfelstrudel カスタードソースとバニラアイスを添え
                     


 入会して初めての参加でしたが和やかでほのぼのとした雰囲気の中、心地よく過ごすことが出来ました。自宅を開放してくださったN.T.さんとご主人に心からお礼申し上げます。ありがとうございました。  N.N.



2019年10月7日月曜日

遠足に行ってきました。

 929() まほろばの遠足に参加しました。

 予定の27()が天気予報で悪天候の為、予備日の日曜日に延期しての実施でした。当日は、 連日が雨だったのが嘘の様な快晴に恵まれ大変楽しい1日を過す事ができました。案内をして 下さったY.M.さん、どうも有難う御座いました。只、大変残念だったのは、当日の、信号操作所の 故障により列車の急で大幅な遅延と運休の為、参加を予定されていた方が到着できなかった事 です。其れはともかく6人で行動を開始です。 

    Y.Mさんの案内でまずSchorndorf の旧市街の美しい東半分、Daimlerの生家、美しい木組みの建物等の散策を楽しみ、目的のレムス谷のガーデンショウの会場へ到着。しかし ここで一寸ハプニング。1020日までの開催にも拘らず、以前は会場を埋め尽くしていた展示物が、何故か早くもかなり撤去されていた事です。それでもまだ多くの訪問者も有り、残っている展示物を楽しむ事が出来ました。私は初めて実際に見る生えているアカカブの大きな葉と太い茎、又こちらに来て何十年ぶりに目にしたトンボ等に大感激でした。

  散策をするとお腹がすきますねぇ。13時も過ぎ散策を中断し、予約をして頂いていたギリシャ料理のレストランで昼食を兼ねての小休止。魚も肉も美味で値段も懐に大変優しいすごく雰囲気のいい店でした。加えて私には、更にウゾーがサーヴィスで付いてきた事に、おぉーーでした。

  昼食に大満足の我々は、再びショウの会場へ取って返し散策を継続、こちらで一般的な数々ハーブに混じって、発見したのは、なんとシソやミョウガ、それに名称が釈迦の手(多分果物)と云う奇抜な植物に遭遇、生物の不思議に感動しました。もし全ての展示品が残っていればそちらに目を奪われて、こちらの一画を素通りしていたと思います。全く不幸中の幸いで、大きな成果でした、アリガートさん。

  会場を後にし、午前中に見残した残りの西半分の旧市街を散策。昔も無理しても一戸建ては庶民の夢だったのか?と云う様な三階建ての小人の家、土地が変な形で方形では無い家等、見所が満載でした。

  心地良い疲れを癒す為と列車の出発までを、駅そばの喫茶で一服。ケーキからするとどうもここもギリシャ系?で今回はギリシャにも大変お世話になりました。帰りのS-Bahnの中で雨が降り始め帰路への最後のバスの車窓からは、黒い雨雲を背景に、なんとも美しい2重の虹までもおまけに楽しむ事が出来、大変に盛り沢山の一日でした。

  色々とご自身の難しかった中、不肖の私を助けて下さったY.M.さんS. I-A.さん、本当に有難う御座いました。

                                     Y.T. 






2019年9月23日月曜日

8月例会 帯の結び方

 今回は参加者全員が自宅から帯を持ち寄り、「帯の結び方」を練習(復習)しました。自分で結べるTさんに教えていただきながら、順番に一人ずつ結んでいきました。箪笥の肥やしになっていた母譲りの帯を久し振りに取り出した私でしたが、なかなか難しかったです。今度は自分の身の丈に合った簡単な帯の練習から始めて積み上げていこうと思いました。参加者全員趣の違う帯でしたので、織りの違いや結び方の違いがたいへん勉強になりました。
 急な依頼にも関わらず、快く講師を引き受けてくださったTさん、どうもありがとうございました。

M.R.

2019年8月28日水曜日

黒い森でのランチ会

  街中では湿度が高く暑い夏真っ盛りの8月25日の日曜日、 黒い森のとあるレストランにランチに行ってきました。
  今回は公式行事でなく、気候が良いので遠出しよう!と思いついた発起人のKさんのお誘い情報をキャッチした会員と家族の計13名という小規模の集いです。森の中は、お料理も美味しく、景色も良く、何といっても涼しく大変気持ちのよい一時でした。その後、自然発生的に、お近くにあるKさんのご自宅で珈琲とケーキで二次会を行ないました。このような集まりを時々やりたいね、私が幹事をやろうか?どうしたらタイムリーにスムーズにこのような情報を全会員に届けられるかな?など美味しいケーキに会話も弾みました。
  公式行事はもちろん、このような集いの充実も当会の発展に繋がると感じた大変充実した一時でした。

2019年8月27日火曜日

講習会のお知らせ

DeJak-友の会/まほろば共催

転倒防止のための筋力トレーニング訪問リハビリの事例紹介講習会のご案内



2019年8月12日月曜日

本のご紹介

KYさんより本のご紹介です!

本書は、震災後の熊本に帰ってきた医師である著者が、災害で心身ともに傷つき体調を崩してしまった患者さんたち一人ひとりに寄り添い、音楽の持つ力でなぐさめ、安らぎや喜び、そしてエネルギーを与え次々と笑顔に変えていく心温まるお話です。(アマゾンより内容紹介を引用)





著者・白川先生からのコメント
私の新しい著書です。震災後の熊本の患者さんたちのこと、そして音楽の素晴らしい力、ひとりででも多くの方に知っていただきたいです。
アマゾンでの予約受付が始まりました!







2019年7月10日水曜日

「アークどこでも本読み隊」代表の堀内佳美さんとお会いしました!


 州立美術館見学後、お昼から東京ダイニングに移動してARC Always Reading Caravanどこでも本読み隊の堀内佳美さんを囲んで、タイのチェンマイ県のランマイ図書館や移動図書館の活動についてお話を伺いました。

 堀内さんは 全盲というハンディを負いながら、読書や学習の機会に恵まれない タイの地方に住む子供達に読書の喜びを知ってもらおと2010年から現地で活動されています。堀内さんが ARCの活動を始めるに至ったきっかけ(本、人、土地…との出会い)や、彼女の明るさに感銘を受けたひとときでした。堀内さんどうもありがとうございました。

  また営業時間外にもかかわらずお店を開けて下さった東京ダイニングさんにもお世話になりました。お弁当に加え、おせんべいやお茶菓の“水戸の梅”ご馳走様でした。今月の例会は 午前の部 午後の部 とも 内容が濃く,出席できてよかったです。

T. H-T.




堀内さん手作りの本

「アークどこでも本読み隊」代表の堀内佳美さん


東京ダイニングさんのお弁当



↓堀内さんの活動に関する資料やリンクはこちら↓





Website: www.alwaysreadingcaravan.org
Facebook: www.facebook.com/yoshimiarc
Youtube: www.youtube.com/user/AlwaysReadingCaravan






近代美術-キュービズムを中心に-

 先日の猛暑を忘れさせるような清々しい気候の中、7月の定例会として安田佳那子さんの日本語ガイドのもと、会員13人の参加で州立美術館の見学を行いました。

 絵画史とその背景、表現主義、印象主義、退廃芸術、キュビズム、超現実主義など難解と感じてしまうようなテーマについて分かりやすく説明していただきながら、いくつかの作品を中心に鑑賞しました。昨年の10月にシュレッダー裁断で世界的に話題になった作品のオリジナルも期間限定で展示されており、その新しい芸術のあり方には驚かされました。

 芸術鑑賞という非日常の時間と空間を皆で共有し、感動し、知的好奇心もくすぐられ、大変有意義な時間であったと思います。
C. K.
世界的に話題性を高めたバンクシー作品 
「愛はゴミ箱の中に」

日本語ガイドの安田佳那子さん
iPadを使ってわかりやすく説明していただきました






2019年6月13日木曜日

6月30日映画上映会の情報

福島原発事故後のドキュメンタリー映画の上映会の情報です。



6月5日 常連会

 65日の常連会に9名が「黒瀨」に集まりました。新会員を1名迎え、楽しく賑やかに15時の閉店まで会話が弾みました。
 ENJA日本ネットワークキャラバンメイト630日の福島原発事故以降の状況を記録した映画の上映会、アークどこでも本読み隊」等についても話題に上りました。

『今日は楽しかったです。こうして日本語で存分におしゃべりができる仲間と時間は本当に大切ですね。』とご感想をいただきました。

M.R. 

2019年5月19日日曜日

身内が作れるレシピ・お料理教室



 毎年恒例のお料理教室。今年も「日本人伴侶が病気になった時は,自分が伴侶のために日本料理を作ろう」という熱い思いに燃えたドイツ人が集まり、賑やかな会となりました。
 今年のお題目は、大根とサーモンの花びら餅・麻婆きのこ・角煮・野菜鍋・メットヴルスト丼、そして最後のしめのデザートは栗クリームという豪華なメニューでした。
「やるぞ!」勇みすぎて大根スライサーで指もスライスして戦力から抜けた方が約一名いましたが、後は順調に進み午後の1時前には既に食卓につけるという記録的結果になりました。
これは前準備をしっかりとやってくださったSさんやYさんのおかげです。ありがとうございます。S. I-A. 


メットヴルスト丼

大根とサーモンの花びら餅
                                                                              

2019年5月14日火曜日

老人ホーム見学


老人ホームの見学
Pflegeheim Kleeblatt Schwieberdingen

 5月8日にSchwieberdingen にある老人ホームを、まほろばの参加者10名が見学いたしました。こちらのホームの説明および案内は、ここですでに職務についておられる、まほろば会員のIさんが、日本語でおこなってくださいました。
 まず、このKleeblatt 老人ホームは、Ludwigsburg郡の市町村が共同でおこなっている、営利を求めない公共型事業施設であるということです。 そしてこの老人ホームのコンセプトである「老後も、生活の環境を変えず、慣れ親しんだ地域で、過ごすことができるように」ということを大切に考え、ベット数を約30ほどに限定した少人数制の施設が、現在Ludwigsburg郡の26か所にも及ぶ地域に点在し、運営されているとのことです。
 またこの他にも、老人ホームに隣接されたサービス付き老人賃貸住宅もあり、個人で独立して生活をしながらも、要望に応じたサービスを受けることのできるゆき届いたシステムがあることにも深く感心いたしました。
 いろいろなお話を伺った後に、実際の入居者のお部屋をいくつか見せていただきました。ここではやはり、見学者の誰もがいろいろなことを感じたのではないでしょうか。私自身も、人間、誰でも訪れる「老い」の現実を受け止める、貴重な機会になったように思います。
 さて「老いても惚けることなく、天国に召される時には、どうぞ寝ている間に」などという漠然とした甘い考えを排除し、もっと現実的に具体的に見つめなおすことが必要と考え、先日まほろばの会で頂いた「認知症、フレイル予防と理学療法」のプリントを片手に、「元気で惚けない老後」を積み重ねる実践を、コツコツと開始いたしました。

以上老人ホーム見学の報告でした。M.F-E
 

PS. 因みに、体の不自由な人をベットから車椅子などに移動する際に使われる2種類の補助器具も見せていただきました。この補助器具は、大変な労力が必要とされる介護者の負担を軽減するために開発されたものです。

介護者の負担を減らすための器具



2019年4月11日木曜日

「認知症・フレイル予防と 理学療法」についての報告会



48日に昨年9月にハイデルベルグで開かれた「ドイツで老後を迎える日本人の集い
ー異国で快適な老後を過ごすための情報交換―報告」参加者による「認知症・フレイル予防と
理学療法」についての報告会が開かれました。国立長寿医療研究センターが開発した「コグニサイズ」という認知機能の維持・向上に役立つ運動をみんなで実際に試してみることにより、運動を身近に感じることができたので、これから出来るだけ意識して生活に取り入れていきたいと思います。



M.R.

2019年4月1日月曜日

ドイツで購入できる食材を使って日本食を作ってみませんか?

海外に長く滞在していると恋しくなるのが『日本食』ですよね。
現地スーパーや日本食材店で揃える材料で作る日本食レシピ本をご紹介いたします。










ドイツ語版 https://www.mahoroba.de/motto-series/Motto-2 
日本語版  https://www.mahoroba.de/motto-series/motto1

リンク先に詳しい情報が書かれています。ご覧ください。

2019年3月19日火曜日

『ドイツで送る老後』について講演会がありました!


  
2019年3月11日(月曜日)

公益法人 文化を配慮した介護 DeJaK友の会 会長シュペネマン望さんにお越し頂き、冊子(改訂版)
『ドイツで送る老後』について講演をして頂きました。

高齢期の病気、介護、伴侶との死別、独居、年金や財産に関する問題は誰にでも起こり得るものですが、母国語圏以外での生活においては言葉や文化の違いも加わり、さらに困難な問題になることが予想されます。DeJaK友の会は、ドイツに住む日本語を母語とする人達が安心して高齢期を送れるよう、情報発信(講演会、ニュースレター発行)、具体的な支援(ボランティアの育成と派遣、相談窓口)、ネットワーク構築(ドイツの関係機関、各地日本人会等との関係構築)などを行っていらっしゃいます。

今回は、DeJaK友の会が在独日本大使館の委託により2016年に発行た冊子『ドイツで送る老後』の改訂版発行にあたり、数あるトピックの中から下記の内容をお話していただきました。

 介護保険の基礎知識
 介護保険の給付などの現状
 高齢時の住まい(在宅、施設など)
 緊急時、終末期の準備(治療方針の判断に関する事前医療指示、任意代理委任、事前後見人指示など)
 
シュペマンさんの長年の活動の中での経験談もまじえ、また出席者より色々な質問もあり有意義な講
演会でした。

改めて、元気なうちに自身の介護や終末期に関してイメージをし、それに対して様々な準備をしていくことが重要だと感じました。

DeJaK友の会 はドイツ全土で活動されています。興味のある方は当会のウェブサイトを御覧ください。



(改訂版)『ドイツで送る老後』をご購入希望の方はhttps://www.dejak-tomonokai.de/まで。


              


↑ドイツ語版冊子はwww.bmjv.dePublikationenからお申込みいただけます