2018年6月29日金曜日

お菓子の講習

今年も6月11日に、まほろばの活動として「お菓子作り」の講習会が行なわれました。

毎回講師は、まほろばの会員であり、また「ドイツ生活から生まれた私のお菓子」の素敵な本を出版された田中典子さんです。そして今回、講習会には7名が参加いたしました。

講習会では、2種類のお菓子の作り方を教えていただきました。ひとつはオーストリアのリンツ地方のお菓子Linzertorteと、もうひとつはここStuttgart周辺で豊富に取れるりんごを使った Apfel-Käse-Kuchenでした。

田中さんの無駄のない、ていねいなご指導のなかで、和やかな楽しいお菓子作りの講習会がおこなわれてゆきました。 また、参加者が、日頃お菓子を焼く際に疑問に思ったことや、材料の選び方や購入先などの質問にも、田中さんの長い間のドイツ生活やお菓子作りでの経験や、知識などをふまえて、ていねいに教えていただきました。やはり実践のなかで具体的に教えていただけるということが、講習会の醍醐味ではないだろうかと深く実感いたしました。

講習会の終わりには、典子さんが事前に焼いて用意してくださっていたお菓子とご主人様がていねいに点ててくださったコーヒーをごちそうになりました。食いしん坊の筆者には、至福のひと時を過ごさせていただきました。
田中さんのご主人様、典子さん素敵な時間をありがとうございました。

楽しい時間の過ぎるのは本当に早いものです。気がつくと、すっかり夕闇が迫る時間になっていました。皆、美味しいお土産を携えて、急いでそれぞれの家路につきました。

Kuchen6月2018

2018年6月3日日曜日

まほろば遠足

去る四月二十九日にまほろばの会員数人とその御主人達は夏の様な晴天に恵まれブロンズ像の見学とワンダルングをしました。
遠足の目的地、ワインシュタット-シュトウルンフェルバッハはヨーロッパで一番、美しいファッハベルクホイザーのある田園風景として有名です。ナイロンストッキングリバーと英訳されているほどです。


御当地、出身の彫刻家、ヌース氏から直接、彼の作品が出来上がるまでの過程、創作時間、費用などの説明を彼のアトリエとお庭でして頂き父子から次の世代、甥御さんへ受け継がれていく芸術の遺産過程を実際に体験する事が出来ました。自然の中、個人家庭の庭、ワイン畑、街角のありとあらゆる所に違和感なく立っているブロンズ像を多く見受けました。


犬の訓練所で偶然に知り合ったヌース氏の友人、ヘルム女史がほぼ三時間にわたって解説付きで作品、作品にまつわるエピソード、見所などを案内してくださいました。彼の作品はシュツッツガルトの街角にも多く見かけられます。
私は75歳の彫刻家が今もアクティブに作品創作に携わっておられる事に感心しました。好きな事をしていると元気が湧いて来るのだと思います。

私達、参加者は汗をかきながら急なワイン畑の坂を登ったり降りたりしながら彼の作品を鑑賞しました。 見学後、喉の渇きを癒すため丘の上にある「自然の家」にてアルコールフリーのビールやショレを飲んで解散ました。暑いところ、参加者の皆さん、御苦労さまでした。 Y.M